アプリの dyno を表示する
最終更新日 2024年12月03日(火)
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この記事では、アプリ内の dyno のリストを表示する方法と、dyno ID の使用目的について説明します。
dyno ID と使用
実行中の各 dyno には、そのプロセスタイプを使用する ID があります。Cedar 世代のアプリの場合、ID は process.X
のように表示されます (web.1
など)。Fir 世代のアプリの場合、ID は process-X-Y
のように表示されます (web-12a34bcd56-7efgh
など)。
この記事で使用されている例では、アプリには web.1
と web.2
の ID を使用する 2 つの Web dyno と、worker.1
を使用する 1 つの worker dyno があります。
この ID を使用して、次のような操作を実行できます。
- dyno ID によるアプリのログをフィルタリングする
- Heroku Exec でトンネリングして特定の dyno を検査する
- CLI または API で特定の dyno を再起動する
dyno のリストを表示する
Heroku CLI を使用する場合
Dyno formation は heroku ps
コマンドで確認できます。
$ heroku ps -a example-app
=== web (Standard-2X): `bundle exec unicorn -p $PORT -c ./config/unicorn.rb`
web.1: up for 8h
web.2: up for 3m
=== worker (Standard-1X): `bundle exec stalk worker.rb`
worker.1: up for 1m
この例では、アプリには実行中の 2 つの web
Standard-2X dyno と 1 つの worker
Standard-1X dyno があります。この情報には、Web プロセスとワーカープロセスの start コマンドも表示されます。
Unix の Watch ユーティリティは ps
コマンドと組み合わせて使用することもできます。dyno の追加または削除、デプロイ、またはアプリの起動を行いながら、1 つのターミナルで watch heroku ps
を実行します。
Heroku API を使用する場合
Formation の一覧 API 呼び出しを使用して、dyno のリストを取得します。